SSブログ

【今この現実が夢で終わらぬよう僕は祈る】  キュカズ [小説(18禁)]

現在長岡出張中の依真ですが何かw(ちょw
ホテルのパソコンから失礼してます。
これからお仕事の方達とご飯なのでその前に小説投下!!
キュカズで18禁野外プレイになりますw

大丈夫な方だけもっと読むからどうぞ!
愁伽の面接成功を祈ります(笑

【今この現実が夢で終わらぬよう僕は祈る】  キュカズ

年に一度催されるリベラ村の感謝祭。
七日七晩夜を徹して行われる祭はそれはもう、大変な賑わいだった。
他地方から商人や見せ物小屋が集まって、祭は情報交換の格好の機会となっている中、キューマは立ち寄った果物屋の商人から気になる噂を耳にした。

「何でもよ、遥か古、このパンヤ島を滅ぼそうとした魔王が生まれ変わりが現れ
てな、この世界を再び滅さんとその力解放せし時、ひとりの女現れその身投げ打ち魔王の覚醒止めんとす。
以後、魔王は全ての記憶失って地方をうろつき、自分の記憶を探し歩いてるって話よ」
「その女性はどうなったんですか?」
「あぁ、女はその強大な力の前に倒れ絶命したらしいなぁ。けれども霊体となった今魔王に取り憑き
今でもヤツを見守り続けてるってなぁ」
「へぇ」
「その魔王の生まれ変わりはな、大層目つきが悪くて燃えるような赤髪と赤目を持っているって言う話でな」
「赤髪と赤目ならその辺りに沢山いるけど…」
「だーっから怖いのよ!いつか隣の友人が畏れる魔王に成り代わったらと思うとな」

おぉ怖ッ!と商人はぶるりと身震いした。
ふと人混みの中に知った影をみつけ、キューマは頼んだ果物を受け取って、ありがとう、と言うと駆けていったのだった。

「カズ!」

呼び声に応え、影が振り向く。
片手に紙袋を持っていた。

「キミも買い出しかい?」
「あぁ」
「良かったら一緒に回ろうよ。案内するし」

その言葉にカズはキューマとキューマの抱える紙袋を交互に見て、横に首を振った。

「もうこれと言って必要な物もない。適当に帰る」
「そう?残念だな」

そう言ってキューマが眉をひそめる。
カズはクルッと後ろを向くと

「…まぁ、お前に付き合ってやらん事も無い」

と頬を染めて言った。

「…で?何でこんな事になってるんだ?」
「…え。だって付き合ってくれるって言ったじゃないか」
「こんな事まで付き合うと言った覚えは無い!」

赤いキノコの傘の下二人の姿があった。
傍らに紙袋が二つ、それから脱ぎ捨てられたズボンと下着はカズの物だ。
既に半勃ちしたカズ自身を握り込んでキューマは優しく掌で梳く。

「…っ…ふ、はぁッ」
「されるのもまんざらじゃないだろ」
「ふざ、…ッけるな…っア!」

きゅ、と根元を握り締め先端を人差し指で弾くとカズの背がしなった。

「嘘つき。こんなに喜んでる」

溢れ出した粘液を掬いぬるぬると胸に擦り付ける。
カズは怒りと羞恥で顔を赤く染め、キューマを引き剥がそうと彼の肩を押したが無駄に終わった。

「こんな、…ッしかも外で…」
「明るいから見られたらおしまいだな」
「…わかってるなら止めろ!」
「別に?俺には何の被害もないから困らない。見られてまずいのは君だろ?」

ちゅ、と露出した首筋に吸い付いて印を残すとキューマが微笑む。

「いくら祭の会場に人が集まってるって言っても、人通りが全く無い訳じゃないから…」

キューマの声音はどこまでも優しく響き、甘かった。
けれど、その裏側にどんな思惑があるかカズは知っている。

「…っい、…いや、だ…ッ」
「10分後には、もっとして、っておねだりさせてあげるよ」

冗談じゃない!と叫ぼうと口を開いたが、それは呼吸と共にキューマに止められた。
そしてその言葉が嘘でない事を散々に思い知らされる。

キノコに凭れ掛かるように立たされて自身を加えられる。
強弱を付けて吸われ、絶頂へ辿り着こうとすると、キューマは見計らった様に口を離した。

「は、…~…ッ」

強請るのは簡単だった。
キューマが応えてくれると解っているのに、プライドがそれを許さない。

「相変わらず強情だなぁ。一言言えば楽になれるのに」
「…ッく…」

肉茎をスライドするように口を動かされて射精を促される。
しかし解放には至らずカズの目尻からぽろぽろと滴が零れてキューマの頬を濡らした。

「やぁ…ッ…はぅ…」

言葉では伝えられず、キューマの頭を掴んで引き寄せる。
解っているのにも関わらずキューマはその手を掴んで自分の口に運んで舐め上げた。
やだ、とカズが弱々しく首を振る。

「どうして欲しいか言って」

ダメ押しと言わんばかりにキューマはぐり、とカズ自身を握り先端を親指の腹で押し潰した。

「ひぁ…ッ!」

見開いた目から大粒の涙。
もうこれ以上は我慢出来ないと羞恥心も自尊心も捨てカズは懇願した。

「…っもぅ、…は、…もぅい…れて、ほしッ…」

何時もは整った顔が涙と汗とでぐちゃぐちゃになり、情欲を煽る。
キューマはカズの頬にキスを落として、自身を待ち詫びた尾膣に望み通り突き立てた。

「ッひぃ…ァ…!!」

カズの肉壁がキューマを締め付け痛みを与えるが、愛撫によって溶かされた身体は快楽を同時に与えた。
腰を引き寄せ抱き締めると、より深くキューマ自身がカズの内部を犯す。
根元まで加え込ませて、カズの分身を握り刺激を与えた。

「は、…ぅあ…ァ!ッンあぁ…」

ガクガクと震える身体。
打ち付ける腰の律動はカズの反応に合わせて強弱をつける。
根元まで入ったかと思えば先端ギリギリまで引き抜き、また根元まで。

「アァ、やぁ!…ッひぃあぁ…ッ…!!!」

最早自分達が野外にいる事などカズの頭からはすっかり抜けて、彼は喘いだ。
悲鳴にも近いその声は甘く、自分の物でないように感じる。

「ぅうッ…あ、…あー…ッ!!」
「……ンッ」

短い痙攣と共にカズが絶頂を迎え、つられる様にキューマも自分の熱をカズの中に吐き出した。

「…っは、…ァ…」

どくどくと流れ込んでくる熱にカズが小さく喘いだ。
肉茎を引き抜き、崩れ落ちるカズの身体を支えてキューマは空を見上げた。
何時の間にか空は夕暮れを迎えて辺りには虫の音が響く。
とりあえず中に出した物をそのままにカズと自分の身仕度を整える。
真紅に燃えるカズの紅い髪の毛を弄びながら、昼間聞いた話を思い出す。

ー もし、カズが魔王の生まれ変わりで、このパンヤ島を滅ぼそうとしたなら、自分は ー

寒くもないのにぶるりと身震いをして、キューマは首を振った。

「そんな事、ある筈無い」

カズはカズなんだから、と独り呟いてカズの長い睫に溜まる滴を指先で掬った。
けれど、彼は言っていた。
このパンヤ島に来るまでの記憶が無いと。
カズが魔王でないという確信が無い。

「…キミは一体何者なんだい?…何時までオレの傍にいてくれる…?」

今はただ、天使の寝顔を浮かべる彼に、静かに問い掛けるだけ…。


2007-10-13 17:51  nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 3

李委

「もっと読む」じゃなくて「続きを読む」でしt(ry
それはおいといて・・・奥さんうちを殺そうとしないでww終いにうち萌え死んじゃう!!
魔王が覚醒しようとしたらそのときは・・・AIの力で!愛で!(w
by 李委 (2007-10-13 21:41) 

葉月空

きのこっのっこーーのこ元気なこ(やめなさい)
そんな歌あったなあと思い出してしまいました葉月です。
ホテルうううう・・・・・
履歴・・消さないと見られたら終わりですなw
魔王覚醒・・キューマの馬鹿力で何とかなりますってw
by 葉月空 (2007-10-14 02:05) 

愁伽&依真

>李委様
 あ、ホントだ。あれですよ。きっと眠k(ry
 ちょ!死なないで!!私を置いて逝かないで!!!
 まぁ、キューマの事ですから覚醒の際にはAIの力でなんとかなりますよね!!(笑
 むしろ覚醒なんてさせなさそう・・・w

>葉月空様
 元気な子(キューマ)!(違
 キノコっていいですよね。美味しいし。(色んな意味で
 履歴はちゃんとチェックしてますよー!!(ドキドキ
 魔王覚醒の際は愛の力で何とかって、そうか、キューマ力持ちだからそこは抑え込んで(ry
 うん、愛って偉大だよね。むしろキューマが大k(もういい
by 愁伽&依真 (2007-10-14 09:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。